施工ブログ

『何とかなるさ』は何ともならない。

新型コロナで大変な世の中になってきてしまいました。皆さんも大変な時期だと思われますが、こんな時こそ明るく乗り切りたいと願うばかりです。テレビ局も思い切って《進め!電波少年》や《リングの魂(特に『江頭軍vs勝俣軍』編)》や《大岡越前》など再放送してくれたら、個人的にはテレワークに切り替える瞬間だと狙っています。

 

ところで、以前にマンションの機械式駐車場の【空き】が多くなったことについて思ったことを書きました。

これね。⇩

チャンスは貯金できない

 

 

今回は、機械式駐車場の【空き】ができるとなぜ困るのか?ということについて書きたいと思います。

車や飛行機やガンダムなどの機械を安全に動かすには、手入れが必要ですよね。機械式駐車場も該当します。この機械式駐車場の手入れですが、定期点検をはじめ、部品交換、故障修繕、塗装塗替えなど、機械の更新までに必要な維持管理費は1台あたり年間10万円前後と言われています。さらに新しい機械に更新する際の更新費用は1台あたり80万~150万円!

平置きの駐車場と違い、大変な金額を必要とします。恐ろしい。。。それって都市伝説じゃないのか?と疑ってしまうような話ですね。

 

でも、駐車場が埋まっていたら関係ない話ですよね。住民の皆様の作戦コマンドもこんな感じなのではないでしょうか。

 

 

 

しかし、ここで皆様の住んでいるマンションの機械式駐車場に数台だけ【空き】が出たとします。

維持管理費は満車台数分、【空き】のあり、なしに関わらず、容赦なく毎年かかります。でも、まぁ。。。数台だけなら。。。

 

 

 

さて数年後、ここからさらに右隣の高齢者の方が免許返納しました。左隣の方が《あおり運転》で捕まり免許も車も取り上げられました等、機械式駐車場の【空き】が3割くらい到達した場合、駐車場の収支は赤字となり、他の予算からまかなう事態となってしまいます。もうまさに鉄火場状態。もちろん作戦コマンドも変更されます。

 

 

 

間違いなくマンション内は、穏やかではなくなります。ついには反乱軍が現れて、こんな作戦コマンドを選択してきます。

 

 

この危険な作戦コマンドを選択してしまった場合、機械式駐車場は老朽化し、機械を新しく更新することになりますが、結局のところ費用は機械式駐車場の修繕積立金から出るハメとなります。


更新費用は前記のとおり、1台80~150万円と高額になりますから、【空き】が原因の維持管理費不足を修繕積立金からまわしていると、居住者各戸に負担を強いるといった問題に発展してしまいます。

メンテナンスをしないと地下ピットや2階部分を使わないで地上面だけ使用するようになり、機械を動かさない事態となります。
費用のかかる部品交換や修繕もストップすると、地下ピットの床板は腐食が進んでいきます。
しばらく稼働させない機械やセンサーは故障頻度も高まります。

このように、【空き】のある機械式駐車場は『お荷物』となり、やがて『不良資産化』してしまいます。待っていたらダメです。

 

 

『勝ち組』『負け組』はいいけれど、 『待ち組』は問題

                          小泉純一郎

 

 

不良資産化』してしまった場合のコマンドはコレしか残っていません。

 

 

『何とかなるさ』は何ともならない。